間借りレリラblog

ぼちぼち書いたりするかも

やっぱゲーム実況って最高だ

昨日、ここ数か月追いかけていた実況シリーズが完結した。エンディングが流れ、一視聴者だった僕はいっちょ前にも「やっぱゲーム実況って最高だ」と思いました。

 

僕は小学校、中学校、高校と人生の半分をゲーム実況と共に過ごしています。ゲーム実況が楽しいという感覚は、YouTubeからニコニコへ、ニコニコからYouTubeへと場所が変わっても同じでした。幼少期、姉と並んで実況を見ていた記憶が原体験として刻まれているからかもしれません。

投稿者になろうとか、決まった人のファンになろうとかは思わず、ただ、ゲーム実況を見ることが好きなんです。生粋の視聴者ですね。

 

 

今回完結したシリーズは、はるしげさんの「ファイアーエムブレム風化雪月を心ゆくまで楽しみたい」です。

 

はるしげさんによるファイアーエムブレム風化雪月(青獅子クラス)実況プレイの再生リスト

紹介が目的ではないので詳細は省きますが、生徒たちや戦乱の世の中に、大人という立場から向き合う良いシリーズでした。※はるしげさんのファイアーエムブレム風化雪月シリーズはクラスを変えて今後も続きます

 

 

最近気が付いたのですが、ゲーム実況者は他人です。見てきた景色も、持つ知識も、住む場所も違い、僕からしてみればまだまだ年上の方も多いです。そんな様々な人たちから見た世の中を、実況という形で疑似的に体験していると考えると、ゲーム実況ってなかなか凄くないでしょうか。

簡単に言うと、実況者が「このゲームは一風変わった製作方法をしていて~」と解説すると、「このゲームは従来のゲームとは違う」という視点が自分の中に加わり、今後はその視点を持ってゲームを見る事ができるようになります。事前にその知識を持たずとも、自分のこれまでの人生とは違った体験ができるということです。

今回視聴したはるしげさんは、(中世の?)歴史が得意な方のようで、ゲーム内の船を見て実際の船の作りとその変遷について解説していたのが印象的でした。それによってゲームの世界観は現実を元にして成り立っているという視点を持てたのです。歴史が大の苦手である僕は「外国だなあ」とか、「ファンタジーなのかな」という感想を持つだけ終わっていた可能性があるんです。恐ろしいですね。

 

 

このように小さい頃は「ただワイワイしてて好き」だった実況も、大人になってくると楽しみ方や見方が変わってくるものなんですね。

と、ここで特大自分語りをしてもよろしいでしょうか。僕は半年ほど前まで、大人になることを拒否していました。モラトリアムの段階にあると言えばそれまでですが、色々あって社会から振り落とされたと感じていたため、大人に対する不信感が募るばかりでした。

そんな自分も、春から大学に通い始め、今までとは比べ物にならないくらい勉強しました。人とも話すようになり、大人になるってどういうことなんだろうと考え始めていました。そんな中で見ていた実況シリーズだったんです。(ここら辺は自分でもどうまとめて良いか分からないので行間を読んで頂ければと思います)

 

よくよく考えたら2倍も年上の人の実況を見て「大人だ」ってどんな感想だよと思われるかもしれませんが、ともかく大人になることへの希望が持てました。

そして、どうやら僕は大人になってもゲーム実況が好きらしいです。